いのちを生み育てた祖先 いのちに恵みを与える神々に感謝し  いのちの本源である造物主を敬いましょう

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宗教法人 平和教

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活動報告

随想・祭祀長(神秘の世界No.343より)

◎父親の役割

 「貴女は、祭祀長の役もしなければいけないから、なかなか大変ですね」

 最近来会した母子家庭のAさんと、こんな話をした。かなり前だが、家系学の専門家小川敬氏に講話してもらったことがある。その中で、「父親の最も大事な役割は、祭祀長である」という意味のことがあり、大いに得心した。なお、氏の講話は、本誌号、326号、329号、331号、333号に載せてあるので参照してほしい。

 当教の会員の中には、Aさんのように母子家庭の人も何人かある。すると、よほど特別に恵まれている人でない限り、仕事、家事、子育てと超多忙になる。さらに、日々、月々、年々の祭祀を行なうとなると、かなり難しくなる。父子家庭ともなると、さらに厳しくなる。

 一般的には、両親が揃っていると家庭的に安定し、子供も伸びやかに育つと言われている。ただし例外は多い。片親だといろいろ問題が起きやすいが、その場合は、母子家庭の方が良いと言われている。スポーツ選手など有名人にも結構ある。しばらく前に帰幽した元野球選手、監督の星野仙一氏などは、その代表といえる。

 しかし、前述の小川氏は、長年の研究から、「母子家庭より父子家庭の方が問題が少ない」という意味の話をしてくれた。この場合、父親が一家の祭祀長の役割を果たしていることが前提らしい。それで、Aさんには、父親役も務めなければいけないことから冒頭のような話をした。この祭祀の重要性をしっかりと認識する人が少なくなってきていると懸念している。

◎開運講座

 当教本部では、毎月開運講座を開催している。しばらく前、この講座に、母子家庭のBさんが、高校生の息子さんを連れてきた。 以前は、霊能開発講習会と称し、3日間で行なっていた。講習会では、開運原則の講話から、祭祀法、神伝治病法、神占法、雨止め風止めなどの諸修法など全て盛り込んでいた。そのため詰め込み式でやっていたので、十分呑み込めない人や、ひどく誤解する人も多かった。また、神占法も入っているので、受講資格を、年齢的に高校卒業以上の成人(18才以上)としていた。入学試験の答えを神占するといったことがあってはいけないと考えたからである。

 講習会は、ずっと3日間だったのだが、社会情勢の変化もあり、月曜日を休めないという人が多くなった。すると、第3日に行なっていた「祭祀法」を受けない人が増えてきた。これでは開運に支障をきたすことになる。

 そういうこともあって、今では、3日間の内容を、2日ずつ4回に分け、丁寧に説明するようにした。つまり、基礎コース2つと実践コース2つで、そのほかに運命学関係の2コースを加え、計6コースとした。また、基礎コースは、「運勢開拓法」と「神伝治病法」だが、こちらは、年齢的に、高校生に達すれば、受講できるようにした。

◎敬神・崇祖

 毎日のように、殺人事件や虐待などが報道される。なかでも、警察署から逃走した事件は、なかなかつかまらなかったので、毎日報じられ、いやでもデテールが耳に入った。それによると、かなり小さい頃から、盗みをしていたらしい。祖母といった身内からのようだが。

 祭祀、あるいは宗教といった面での報道はないので不明ではあるが、敬神・崇祖の念の強い家庭であったら、このようにはならないであろう。

 学校教育が、教条主義的といってよいほどに無神論的になったのは、アメリカの占領政策に基づいている。この政策の眼目は、日本の伝統的文化を根底から破壊し、日本を永久に立ち上がれなくするということなので、なるべく早くその呪縛を解く必要があるのだが、どうやら全く望めそうにない。あとは、然るべき宗教団体の然るべき活動に期待ということになる。

 当教の開運講座には、この教派独得の「霊感修行」があり、これにより、いわば、神とのパイプをつなぐことが出来る。それで、「たしかに神様はいらしゃる」との実感をもてる。すると、敬神、さらには崇祖につながる。また、当教の教えの根本は、「最も尊いものは生命(いのち)」を理解し、その生命を尊ぶことである。

 当教会員の子弟が、道を踏み外すことは考え難い。しかし、人間には、自由意志が授かっている。このこと自体は素晴らしいことなのだが、この自由意志を上手にコントロールしないと、目先の欲望に基づいての悪しき選択をしかねない。うっかりすると、自分の子供が何かの事件の加害者になることを懸念しなければならない。

 そこで、先ずは敬神・崇祖の念をしっかりと持ってもらうために、受講年齢を引き下げた。それでも、高校生の受講は多くないので、Bさんのケースでは大いに意を強くした。

◎父親の役割

 離婚して片親になると、一般的には、子供の成長にさまざまな悪しき影響がある。しかし、前述の小川敬氏は、家系図を長年研究し、「問題だらけの家でも、それを乗り越えようとしている家族の方が、よっぽど健全」と言っている。

 私は、おおむね小学生時代は母子家庭で、中学生以降のほとんどは父子家庭だったから、どちらも経験している。兄弟3人とも似たような状況だったのだが、誰も道を踏み外していない。しかし、振り返ってみると、1つ間違えば社会的不適応になった可能性はある。

 小川氏の講話では、ときどきワークがあった。いくつかのアンケートに答え、そこから何かを類推するのだが、その1つに、いわば、社会的・精神的安定性を診るのがあった。

 私は、こういうアンケートでは、いつもよくない。このときも、不安定、つまり社会的不適応に近いようだった。ちなみに息子は安定度が高かったし、家内も非常に高かった。

 私は、いわゆる思春期に片親だったのだから、さまざまな面で偏りがあるのはやむを得ない。しかし、教祖は、当たり前のことだが、祭祀長としての役割はしっかりと果たしていた。

 小川氏の講話の中には、学童期、思春期等、子供の成長に応じての父親の役割というのがあった。詳しくは会報「神秘の世界No.333」を見てほしいのだが、私はほとんど何もしていない。もちろん、日々、月々、年々の祭祀は、しっかりと行なっている。

 事情やむを得ず、父子家庭、母子家庭となった人は、まず、完璧を目指さないことである。小川氏の話のように、問題の多い家庭でも、向こうに光はある。そのポイントは、父であれ母であれ、祭祀長の役をしっかりと務めることである。

 そうすれば、子供は、不知不識(しらずしらず)のうちに、敬神・崇祖の念を身につけるであろう。もとより、当教の会員ならば、大御神様、さらには、産土様、祖霊様の御守護、御加護を大いに受けられるであろう。

◎鎮祭

 祖霊祭祀は、慣れればそれほど難しくない。しかし、祖霊祭祀での高得点は、条件のよい家庭でもなかなか難しい。そこでプロの出番である。

 当教本部では、ご希望各位の祖霊を「鎮祭」ということで合祀している。この諸霊に対しては、私どもが、毎日、総まとめながら、慰霊の実が上がるようにと供養している。月々、年々の慰霊も欠かさない。なにしろ、大御神様の御許での慰霊なので非常に効果的である。

 祖霊祭祀は、自宅で、それぞれの宗旨に従って行うのが「原則だが、プラスアルファとしては、当教の鎮祭が最適と信じている。

◎実家の祖霊

 小川氏の講話では、アメリカのクリントン元大統領をはじめ、いくつかの実例について、いわゆる実家の祖霊の影響についての説明があった。

 血統的つながりがあるので強い影響力があるが、姓が異なるので自宅では祀れない。会員の中には、こちらを鎮祭する人も多い。また、個人指導の中で、御神示により、当教秘伝の「浄化灌頂供養」を受ける人もある。

 しかし、実家の祖霊といっても、自分の代だけではなく、親の代、祖父母の代・・・等々多数ある。自分から遠い縁になるほど影響力が小さくなるとはいうものの、到底対応し切れない。

 当教では、そういう諸霊に、「各氏家代々入家元先亡諸霊感謝祭(慰霊祭)」で対応している。申し込まれた人から、「当該祖霊から非常に感謝された」という報告も受けている。

 神霊祭祀も祖霊祭祀も奥が深い。いつも言っていることだが、ステップバイステップの精神で、少しずつ上を目指してほしい。

 また、すでに一家を構えた子弟に対しては、ぜひ、「自分は祭祀長」という意識を確立するように良導してほしい。それが、子々孫々に至るまでの運勢開拓向上の基いであろう。

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