いのちを生み育てた祖先 いのちに恵みを与える神々に感謝し  いのちの本源である造物主を敬いましょう

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宗教法人 平和教

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活動報告

随想・なりすまし (3/3) 神秘の世界 No.332より

◎英語メール

 私の長兄(棚橋一晃師は、円空の研究家としても著名)は、アメリカ人と結婚してアメリカに住み、書道、日本文化の紹介、平和活動等を行っている。私より5才年長なのだが、今もって世界を飛びまわっているので、そのスタミナにはほとほと感心している。

 その兄からと称して、英語のメールがきた。なぜ日本語でないのかと不審に思いながら読むと、「フィリピンにいるのだが、財布から何からみな失くした。助けてほしい」ということらしい。ホテル代も払えないので電話を使えないとのことなのだが、「まず詐偽だな」と。

 しかし、万一のこともあるので、何とか本人に連絡しようと。外国というと、何しろ面倒ということもあって、初めから、忌避感がある。それに、私の携帯は国内専用である。それでもやっとのことでアメリカの自宅に電話したところ、元気そうな声の留守電である。つい、「もしかしてフィリピンに行っているのかな?」と。

 平和教本部教会にも同じメールが来ていたので、苦労して英文のメールを作って返信した。要は、「とにかく電話で、日本語で指示してほしい」と。

 すると、「お前はオレをからかっているのか」といった調子で、あれこれと事情を説明した文が返ってきた。しかし、その英文が、兄が私に送るにしては難しすぎるし、日本人らしい謙譲さがない。で、ますますうさん臭い。

 考えたあげく、「貴殿が眞に兄であるかどうかに疑念がある。そこで、次の人たちが誰であるかに答えてほしい。全て正解したら、貴殿の言うようにする」と書き、兄ならしっているはずの人名を10人ほどならべた。兄の周辺や私の周辺をちょっとやそっと調べただけでは見付けられない人名ばかりで、その中に故人も数名含めた。さすがにこれには参ったらしく、その後は音沙汰なしになった。「やっぱりか」と。

 その頃になって、息子が、「兄の娘(従妹)のメールがあるのを思い出した」というので、送ったところ、それは詐偽だ」という返事で、完全に一件落着となった。

 怪しげなメールや電話の場合、まずは本人に確認することが鉄則である。あとは誰かに相談することで、日本語ならば、だまされることはないと自信を持っている。しかし今回は、英語というか外国というか、当方の弱点を突かれたなと、少々じくじたる想いをした。会員各位には、ぜひ他山の石として、十分に用心してほしい。

◎御神助

 毎日、朝拝をしているが、その祝詞の一部に、「種々の物をば掠め奪い盗み取らん盗人の災い」がないようにという意味のことがある。詐偽も一種の盗人の災いであろう。

 また、月に一度斎行している月例祭の祝詞には、「良からぬ人の悪しき誘い駆け引きに・・・」という文言がある。日々、月々きちんと拝礼することが、大御神様にしっかりと御守護頂く基礎中の基礎と考えている。今回のメール詐偽にしても、ほんの少しばかり危うくはあったのだが、被害は全く無かった。御神助の賜物と感謝している。

 もちろん、判断力が鈍らないように、しっかりと務めようと思っている。(おわり)

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