随想・金運の神様 (3/5) 神秘の世界 No.337より
◎金運小判
Bさんもそうだったのだが、金運の神様に大いに御神威(おちから)を顕現(あらわ)して頂こうという場合、まず金運小判からという人が多い。こちらにも、この小判独自の「金運の行」が付いている。
この行法は、三ヶ月ワンクールを一応の目処(めど)としている。毎日続けても悪いというわけではない。ただ、三ヶ月続けても期待通りの成果が得られない場合は、速やかに阻害原因を見つけて然るべき対応をする必要があるからである。
人間の運勢に影響する要因は多い。そのうちで、どれかの要因がひどく影響しているケースでは、「まずそちらを」という御神示が、そういう形であらわれることもあり得る。
◎「富貴を授ける」
「金運大明神」は、前述したように、経営者からの申し込みが多い。当然、会社の社長室に奉斎する。そういうこともあって条幅に墨書している。
かなり前だが、「家庭で祀(まつ)るには大きいので、小さくできないか」という要望があった。家庭でとなると、幣帛もそれなりにリーズナブルにと。全て御神示を仰いで実践することにした。
C氏は、会社経営者だが、さっそくこちらを申し込んだ。受けたあと、自宅でお祀りしようとしたところ、「富貴を授ける」というお言葉があったという。C氏のケースも当時の随想に書いたのだが、その後もずっと好調と、喜んでくれている。(つづく)